居留地の環境も考え、
エコロジカルな建築を目指します

建設当初のダイヤ邸に既存した素材も一部使用し、コラボレイトしたいと考えています。

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震災復興の一役を担う建物でありたい

1995年1月の阪神大震災では、当建物にも、とても大きな被害を受けました。あれから8年。神戸をはじめ震災で被害にあった街や人や建物も復興してきています。新しく生まれ変わる『ダイヤ108』ビルも震災復興の一役を担うようなすばらしい、記念すべき建物でありたいと願っています。

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専門家のアドバイスに
耳を傾けた建築物に

このコンセプトと旧居留地という歴史ある立地に見合ったエコロジカルな建築物をと考えてきました。その実現のために、「パタゴニア」の協力も得て、zeri pavilionとzeri japan環境とを共生する商空間・住空間を考えています。zeri代表のGunter Pauli氏による自然エネルギーの利用や通風効果の高いクールチューブ使用などがそれです。また、人や環境に配慮した建築つくりに関心をもつ多くの専門家のアドバイスも受け、神戸ならではの建築物にすると同時に、神戸から、エコロジー等の精神も発信したいと思います。

神戸の旧居留地における新建築物
『ダイヤ108(番館)』

歴史ある神戸の旧居留地に、居留地ならではのビル建設を進めております。

“ダイヤ108”エコロジカルな建物を目指して
株式会社村上工務店 開発プロジェクトチーム
チームリーダー/村上豪英

山と海にはさまれた神戸は、明治の開港以来、海外の新しい風を取り入れてきた先進的なまち。その中でも旧居留地は、欧米の空気を今に伝えるファッショナブルな街として知られています。また、古い建物の価値を大切にした街づくりが、美しい街並みを守り、その大きな魅力となっています。
その居留地においても、震災の被害は大きなものでした。これまでのダイヤ邸は、旧居留地において日本庭園を併せ持つ邸宅として、自然を感じさせる緑豊かなスポットでしたが、震災によって壁が倒壊するなどの大きなダメージを受けたのです。
その後、テナントと住居を併せ持つビルとして再建を目指していたダイヤ邸に大きな転機がおとずれました。環境保護に熱心な企業にふさわしいエコロジカルな建物に入居することを望んでいたパタゴニア(アウトドア衣料製造販売、アメリカ)との出会いです。

パタゴニアが希望した「エコロジカルな建物」、というコンセプトは、緑豊かなダイヤ邸の記憶を今に伝えるという意味で、このプロジェクトにふさわしいものでした。また、震災を経た居留地の再生にあたって、先進的なアイデアを導入できるすばらしいコンセプトでした。

こうしてエコロジカルな建物を目指すこととなった「ダイヤ108」に、採用されることが決定しているアイデア、これから取り入れようとしているアイデアはご覧のの通りです。
9年目のルミナリエ開催を迎えるころ、かつて海外の先進的なアイデアを取り入れてきた神戸に、環境に細やかに気を配った、新しい建物が誕生します。

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エコロジカル建築素材

ゼロミッションを目指して
〜リサイクル・リユース〜

外壁材……外壁に混ぜて塗り込める素材として、日本初の黄麻紡績工場設立で知られる神戸の小泉製麻株式会社の麻のNG品を使用します。

什器・地図の再利用……旧ダイヤ邸で使用していたアンティークな金庫や1965年当時の旧外国人居留地の地図などをパブリックスペースに活用します。

園内の石材patagoniaのショップ内の装飾に利用します。

池周りの石エントランスの通路にモザイクとして使用します。

庭園内の樹木もみじ:メモリアルガーデンに再現します。楠:東側セットバック部分として植樹します。

屋上緑化旧庭園内のその他の植物などを使って、屋上緑化をします。

レンズ……商品としての品質基準に達しなかったNGレンズが、DYRE108の西壁面を飾ります。ロゴデザインとして、彫塑家 楊伯林--コンセプト&デザイン、ガラス作家 岡本 覚--制作というアートワークにより美しく生まれ変わります。陰と陽の要素の絶妙なバランスにより永遠のパワーがみなぎるようにと創られたロゴサインが西陽に映え、DYRE108の永遠の輝きを象徴します。

貝殻のオブジ……真珠の貿易を手がけた旧ダイヤ邸にとって象徴的な貝殻のオブジェは、エントランスの階段横で来客者を迎える顔として、利用します。

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